ISO9001とは

1 適用範囲

この規格は,次の場合の品質マネジメントシステムに関する要求事項について規定する。

a)組織が,顧客要求事項及び適用される法令。規制要求事項を満たした製品及びサービスを一貫して提供する能力をもつことを実証する必要がある場合。

b)組織が,品質マネジメントシステムの改善のプロセスを含むシステムの効果的な適用,並びに顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項への適合の保証を通して,顧客満足の向上を目指す場合。

この規格の要求事項は,汎用性があり,業種・形態,規模,又は提供する製品及びサービスを問わず,あらゆる組織に適用できることを意図している。

注記1 この規格の“製品”又は“サービス”という用語は,顧客向けに意図した製品及びサービス,又は顧客に要求された製品及びサービスに限定して用いる。

注記2 法令・規制要求事項は,法的要求事項と表現することもある。

注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

IS0 9001:2015,Quality management systems― Requirements(IDT)

なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,Iso/1EC Guide 21… 1に基づき,“一致している”ことを示す。

                  「品質マネジメントシステムー規格要求事項より」

品質マネジメントシステムー要求事項及び利用の手引 JIS Q 9001:2015(ISO 9001:2015)

 

品質マネジメントシステムー要求事項及び利用の手引 JIS Q 9001:2015(ISO 9001:2015)

規格の目次は、下記のようになっています。

序文1

0。1 -般……1

0.2 品質マネジメントの原則……2

0。3 プロセスアプローチ……2

0。4 他のマネジメントシステム規格との関係4

1 適用範囲……5

2 引用規格5

3 用語及び定義5

4 組織の状況……5

4.1 組織及びその状況の理解…5

4.2 利害関係者のニーズ及び期待の理解……5

4。3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定…6

4.4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス6

5 リーダーシップ…7

5.1 リーダーシップ及びコミットメント…7

5。2 方針……7

5。3 組織の役割,責任及び権限……7

6 計画8

6。1 リスク及び機会への取組み……8

6。2 品質目標及びそれを達成するための計画策定…8

6.3 変更の計画―…9

7 支援9

7.1 資源9

7.2 カ量… 11

7.3 認識      ……11

7.4 コミュニケーション…11

7.5 文書化した情報…… 11

8 運用12

8.1 運用の計画及び管理…12

8.2 製品及びサービスに関する要求事項12

8。3 製品及びサービスの設計。開発 13

8.4 外部から提供されるプロセス,製品及びサービスの管理…15

8.5 製造及びサービス提供……16

8。6 製品及びサービスのリリース……17

8。7 不適合なアウトプットの管理……17

9 パフォーマンス評価…18

9。1 監視,測定,分析及び評価…18

9。2 内部監査18

9。3 マネジメントレビュー19

10 改善……20

lo。1 -般…20

10。2 不適合及び是正処置……20

10。3 継続的改善…20

附属書A(参考)新たな構造,用語及び概念の明確化……21

附属書B(参考)ISO/TC 176によって作成された品質マネジメント及び品質マネジメントシステムの

他の規格類25

参考文献……29

解 説      ……31

ISO9001取得企業様の動機

– 01

建設業の入札参加において、経審のISO9001、ISO14001,エコアクションの取得で全国建設業者に加点され、また各都道府県の主観的点数として加点される。

ISO9001取得企業として社会的企業として評価されるため

 

 

ISO9001取り組みへの流れ

ISO9001取り組みへの流れ


1 会社の会議で決定       社内でISO9001取得に取り組むんでいくことの決定

2 メンバーの決定 品質管理者の担当者は各2名選出

品質保証部の組織のメンバーの決定

ISO9001取り組みへの推進リーダーの決定

品質管理者の任命

3 ISO9001とは  ISO9001情報の入手、ISO9001要求事項の購入、参考図書の購入

4 審査までのスケジュールの決定
ISO9001への取り組み、研修のスケジュールの決定

5 審査機関の選択
認定登録機関の決定

6 要求事項についての理解
ISO9001の要求事項の理解のための研修

7 ISO9001運用のための必要な文書の作成 文書の作成に時間をあまりかけてはいけない。(超大事)
(1)品質マニュアル

(2)品質管理規定、

(3)品質手順書             

(4)内部監査チェツクリスト

(5)内部監査員認定試験問題

(6)運用記録様式原本の作成

11 

8 運  用(超大事)
ISO9001にもとづく日々の運用の記録をとっていく

9 内部監査 のしくみ

   内部監査員の認定は、少しの教育、研修を行っただけではダメ!

   2ケ月に1回の内部監査を実施する仕組みを作る 

   内部監査員員の力量教育及び資格認定

10 内部監査の実施

11 マネジメントレビュー
マネジメントレビューの実施

12 審査機関の審査の流れ
    ①審査機関への申請

    ②ISO9001審査の実施
    

    ③審査の是正処置
  

    ④ISO9001登録

    ⑤次年度 維持審査

 

 

 

ISO9001取得企業を訪問して感じたことは、、、、

ISO9001取得企業を訪問して感じたことは、、、、

すでにISO9001を取得され、長い間ISO9001の運用をされている企業様からの相談があり、守秘義務契約をしたのち、いろいろな文書等を見せて頂きますが

え〜。

ISO 9001を取得され 毎年、審査機関の維持審査、更新審査を受けられているはずなのに!

システムが簡素化されすぎている。良いシステムで構築されていたにも関わらず、どんどん分かりにくいシステムになっている。ISO9001取得の企業様は、毎年毎年,人事移動があり、今までの人が、他の部署に、そして新しい人が、他部署から入ってくる。でもこの入ってきた人は、ISO9001運用のやり方が分からない。上司に教えられるが、上司も最初はISO9001に基づくシステムのやり方も分からなくて覚えてきたものを伝授する。

言っては失礼ですが、ISO9001要求事項の基礎からどんどん外れたシステムの運用になっている。これには企業の誰一人気づいていない。

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